派遣Nsとして入職時、初めて東北での生活や他部署との連携など悩むことも多く、誰に相談すればいいのかと、こもりがちになり、一人で悩むという事もありました。勇気を出して相談すると、軽い愚痴から深い悩みまで親身になって応じてくれる人々と出会い、更に、施設理念や実際に働いて感じる円滑な環境に、継続して働きたいと思い、派遣Nsを辞め、常勤となる事を決めました。その後は褥瘡委員会の委員長としても活動させて頂いています。

看護課長に「今持っている知識だけでなく、もっと学びたい」と相談すると、日本褥瘡学会や地方学会、皮膚褥瘡外用薬学会など勤務を調整し、参加しやすい環境を整えて頂き、健育会グループだからこそ、新たな知識を求める環境を整えて頂けているのだと感じています。

加えて、学んだことを実施したいと相談すると、どんな小さなことでも検討し、すぐに取り入れられるものは取り入れ、難しいものは、どうすれば取り入れることが出来入れるようになるのかなど、積極的に施設での現状や環境と相談しながら今も検討してくれています。また、TQM活動を通じてチームで取り組む事の心強さを学ぶ事ができ、やりがいに繋がっています。

今年度のTQM活動は褥瘡の勉強会も行い、少しづつですが入職時と比べると施設全体での活動成果も現れています。今後もグループの強みと自分のキャリアを活かし、微力ながら施設に貢献していければと思っています。