令和6年3月
私の祖母は石巻健育会病院に入院し療養していました。祖母は介護度5ではありましたが意思疎通はしっかりしており「孫のいる施設に行きたい」としおんに入所する事になりました。私の勤務するユニットへの入所ではありませんでしたので仕事の合間を縫って毎日のように祖母を訪ねると入居しているユニット職員、ケアマネジャー、リハビリ担当者、医師、看護師皆さん一丸となり祖母のケアを行って下さり、ケアの過程を通して家族と施設職員の密接な連携を感じました。事細かに祖母の様子を伝えて下さったり、細目に体調確認を行って下さったり、看取りの瞬間まで立ち会うことが出来ました。いつでも祖母と家族と一緒に考え、共に歩もうとする職員たちに家族であり職員として、この施設で働いて良かったと仕事へのやりがいを感じました。残念ながら祖母は亡くなりましたが、祖母が受けたケアのように最後まで関わって頂いて幸せだったとご家族に感じて頂ける支援を私も続けていきたいと思います。