令和4年9月
オープンから早10年が経過しました。当初を思い起こすと、隣席者がどのような人なのかもわからない中、職種も関係なく、恥ずかしさもありながら研修を受けていた事を今でも鮮明に覚えています。当初からの充実した研修が、10年もの勤続と今の仕事のやりがいに繋がっているとは、当時の私は思いもしていなかった事でしょう。この10年の間で、主任にまで推薦頂き、夢中で介護をする側から教える側になりました。当たり前に行なってきた事を“言葉”で教える難しさに苦戦した事もありました。しかし、悩む私をいつも助けてくれたのが、介護過程や看取り他、健育会グループの沢山の研修教育プログラムでした。教える側で得られるやりがいと、スタッフと共に考える事で得られるやりがいの両方に、今はやりがいを感じています。今の私の指針となり、考えの土台を作ってくれた健育会グループの研修教育プログラムに感謝しています。未だ続くコロナ渦の中、時にはご家族同様の心遣いや思いやりが求められる事が増えてきており、その重要性を考える機会を与えてくれたのが今年のキャッチフレーズの“親身”です。これからも健育会グループと学び、考え、やりがいの輪を広げながら成長していきたいと思います。