平成26年10月
4月に石巻港湾病院より異動してきて、病院回復期でのリハビリと老人保健施設でのリハビリの違いを実感している。リハビリの目標としては、可能であれば在宅への復帰というもので共通しているが、その為のアプローチやかけられる時間というものには明確な差がある。
回復期リハビリと比較すると限られた時間のなかで一人のご利用者に介入して結果を出すということに、当初は大きな不安を感じていたが、決して多くはない介入時間でも確かなリハビリを行なうことで、眼に見える機能の向上や動作の獲得という結果に至れるご利用者を何人も目にする事ができた。
全ての成果がリハビリだけの力という訳ではなく、ユニット職員やデイケア職員、ケアマネージャーやご家族の力も合わせてのものだとは理解しているが、自分のリハビリが確かにご利用者の役に立っているということに、介護老人保健施設しおんのリハビリスタッフとしてやりがいを感じている。
また病院での回復期リハや老健でのリハなど、いろいろ経験できることで視野が広がった。今後も多職種が連携してスキルアップしていきたい。